東日本大震災に対する取り組み

東日本大震災の被災地の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
外食産業では、一丸となって積極的な支援対策を実施しています。
(社)日本フードサービス協会は支援活動が円滑に行われるため、農林水産省等関係行政機関との連携・調整を行い、支援のサポートをしております。被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
インフォメーション

【日本フードサービス協会】
【JF基金】 全国外食産業ジェフ厚生年金基金WEBへリンクします。


【JF健保】 全国外食産業ジェフ健康保険組合WEBへリンクします。


 
 

1.震災に関する情報の収集・提供

被災地における会員社の情報収集を行い、会員社の復旧を支援するとともに、
会員社の行う食料・物資の支援や募金活動をサポートしています。

【協会(JF)発信】PDFファイルが開きます。
 (3)「被災者に対する救援募金および物資・炊き出しの支援について」(3月15日発信)
 (2)「東北地方太平洋沖地震災害の支援について」(3月15日発信)
 (1)「東北地方太平洋沖地震発生による協会対応について」(3月11日発信)
 
 

2.救援物資・炊き出し等の提供窓口および斡旋

(1)会員社から救援物資等の提供についての把握を行っています。
(2)救援物資について、農林水産省との連携により、被災地への搬送の斡旋等を行っています。
(3)炊き出し、キッチンカーの派遣について、救援物資と重複しないよう現地対策本部と
   避難場所等提供先を調整しています。

     救援物資等の斡旋の申し出 36社(4月1日現在)
     緊急通行標章に関する証明書の発行 73社(車両通行規制解除により終了)

 
その他、
 会員社支援活動状況について(4月18日現在)
 食品等の物資の輸送について(3月14日発信(2)-1文書)
 
 

3.「東日本大震災救援募金」の結果

【活動概要】

社団法人日本フードサービス協会(JF)加盟の会員各社は、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の発生により、大きな被害を受けた被災地の一刻も早い復興を支援する目的の下、震災発生直後より店舗に募金箱を設置し、募金活動を行ってまいりました。

【活動経過】

期間 2011年3月中旬~2011年10月31日
参画企業数 181社
募金箱配布数 28,975個
募金結果 2億1452万5612円

  
【募金内訳と訪問者】
佐竹力總協会会長、葛巻治協会理事・東北ブロック協議会会長、宮下雅光協会副会長が、第1弾(5月25日)、第2弾(9月1日)、第3弾(12月5日)と3回にわたり、直接現地に赴いて贈呈いたしました。
各県への贈呈金額は、国による配分の考え方を参考にいたしました。
贈呈日、金額等は以下の通りです。

◆第1弾寄贈(5月25日)
岩手県  24,000,000円  佐竹力總会長、葛巻治協会理事・東北ブロック協議会会長
宮城県  28,000,000円  佐竹力總会長、宮下雅光副会長
福島県  28,000,000円  佐竹力總会長

◆第2弾寄贈(9月1日)
岩手県  24,000,000円  佐竹力總会長、葛巻治協会理事・東北ブロック協議会会長
宮城県  28,000,000円  佐竹力總会長、宮下雅光副会長
福島県  28,000,000円  佐竹力總会長

◆第3弾寄贈(12月5日)
岩手県  16,357,684円  葛巻治協会理事・東北ブロック協議会会長
宮城県  19,083,964円  宮下雅光副会長
福島県  19,083,964円  宮下雅光副会長



画像のダウンロードをする場合は上記画像をクリックしてください。

【各県知事からの感謝状受領】
各県知事から感謝状を受領しております。


岩手県 達増拓也知事より


宮城県 村井嘉浩知事より


福島県 佐藤雄平知事より



 
 

4.店舗における節電対策

東京電力及び東北電力管内の電力供給設備に大きな被害が出ており、外食産業の社会的責任からも節電に努めています。
下記の参考資料は、各企業の今後の節電対策の策定等にお役立て下さい。
 節電の取り組みについて(3月14日発信(2)-2文書

 【参考資料】
 外食産業の地球温暖化対策(協会機関誌「ジェフマンスリー」掲載)
 一般飲食店における省エネルギー実施要領(経済産業省資源エネルギー庁)
 
 

5.原発事故に伴う農産物等の安全性に関する対応

3月16日、農産物等の放射能汚染について、風評被害の防止を関係機関に要請した。
会員社に対し、協会より文書(下記(4)~(6))を発信。誤解を招きかねない表示などをしないように呼びかけを行っています。
その他、 財団法人食の安全・安心財団と連携し、リスクコミュニケーションを3月22日に開催しました。第2回目を4月7日(木)に開催を予定しています。
   
【協会(JF)発信】PDFファイルが開きます。
 (6)「東京都における乳児による水道水の摂取の抑制解除」(3月24日発信) 
 (5)「乳児による水道水の摂取について」(3月23日発信) 
 (4)「原子力発電所事故による農産物等の風評被害の防止」(3月21日発信)
 
 

6.行政機関・関係団体との連携

(1) 農林水産省等行政機関と密接に連携し、情報収集・提供、食料の搬入先等の
    調整を行っています。
(2) 食材の仕入先である食品メーカーと共同して食料支援を行っています。
 
 

7.外食事業者に対する緊急融資等について

中小事業者には「セーフティネット保証」、中堅・大規模事業者には政策投資銀行等の「危機対応融資」が行われました。
協会は、地震直後から、外食事業者(特に中堅事業者)に対する中小事業者並みの融資を要請してきました。
この結果、危機対応融資について、地震の「直接的被害」だけではなく、計画節電等の「間接的被害」も貸付対象として拡充されました。(下記(8)4月1日発信)
さらに、外食事業者に対する窓口審査が円滑に行われるよう申し入れを行っています。
雇用調整助成金等、経営の継続再建に必要な措置について会員社に情報提供を行っています。

【協会(JF)発信】PDFファイルが開きます。
 (8)「計画停電等間接的な影響を受けている外食産業も危機対応融資制度の対象に!」(4月1日発信)
 (7)「セーフティネット保証、危機対応融資制度の拡充により適用へ!」(3月29日発信)
 
 

8.その他関連情報について