第62回 JFアメリカ研修のご紹介 ※終了しております。 次回は平成23年5月中旬予定

国内成熟市場での生き残りと市場拡大のための海外進出

ロサンゼルス ・ ラスベガス
2010年 10月30日(土) 東京(成田)発 ロサンゼルス着
31日(日) ロサンゼルス
11月 1日(月) ロサンゼルス
2日(火) ロサンゼルス発 ラスベガス
3日(水) ラスベガス
4日(木) ラスベガス
5日(金) ラスベガス発
6日(土) 東京(成田)着
45名  (定員になり次第締め切らせていただきます)

会員   338,000円 ※エコノミークラス・2人部屋利用
会員外 378,000円 ※エコノミークラス・2人部屋利用

全米レストラン協会(NRA)は2010年の米国外食市場規模を09年より2.5%増え5800億jになると予測しましたが、失業率の高止まりや金融機関の貸し渋りなどで現実はなかなか厳しいようです。
年初の意気込みは月を経るに従ってしぼんでいくようにも見受けられます。
しかし、そんな中でも、大手、中小を問わず、積極果敢に出店を果たしているチェーンが多々あります。また、成長の可能性のある海外市場に目を向ける企業が増えました。
もちろん、米国内では現状打破のために様々な試みがなされています。
バリュー商品の過当競争から実利のある新商品・新メニュー開発への移行、20店舗以上のチェーンに課される予定のカロリー表示義務への対応、提供商品の分量の調整、
そして今や珍しくない省エネ・省資源対策等々、「できることはすべてやる」といった前向きの姿勢があります。
研修では、各業態の各種コンセプトを訪問して米国外食市場の現状を分析し、海外市場では日本の手ごわい競争相手となる米国外食産業の底力を見極めたいと思います。

◎ スーパーマーケット vs 外食店舗
(テイクアウトを巡るパイの奪い合い、スーパー/外食店舗それぞれの優位点)

◎ 不況の中で成長するチェーン
(ファーストカジュアル、クイックサービスのフランチャイジー、M&A)

◎ バリューから新商品の開発へ
(クイックサービスの朝食メニュー、時間帯・地域限定メニュー、少量化、健康志向)

◎ マーケティングを補完するソーシャルメディア
(インターネット、ブログ、ツイッター、フェイスブック等)

◎ カロリー表示義務への対応

<ロサンゼルス>
  米国西海岸を代表する世界都市ロサンゼルスとその周辺は、古くからスターシェフを輩出し、国内はもとより世界へと新しいカリフォルニア料理を発信し続けています。
 今回の研修ではハリウッドを拠点に、サンマリノ、パサデナ、サンタモニカ、トーランス等々 に赴き、業種・業態・規模の異なる外食施設、古くからの小売店、大型小売施設等を見て回ります。 ショッピングセンターの目玉としてワンランク・アップされたフードコート、外食産業の競争相手であるGMS、DS、CVS等の食品小売の最前線のほか、典型的な米国人家庭も訪問する予定です。

<ラスベガス>
 世界のエンタテインメント都市として君臨するラスベガスは、砂漠の真中で今なお変容を続けています。
 昨年末には総工費約70億jとも言われる大型複合施設「シティーセンター」がオープンし、
3つのホテル、小売施設、娯楽施設、住居棟などが繁華街の中心でひときわ目を引いています。 競争が激化する世界のスターシェフの店、全国チェーン・地方チェーンのレストラン、ショッピングセンター、アウトレットモール等を訪問するとともに、地元オーナーの話も聞く予定です。


 
 

 

 
第61回 JFアメリカ研修のご紹介 ※終了しております。

米国フードサービスの最前線 − 米国外食産業の生き残り戦略

シカゴ ・ ネイプルズ(フロリダ州) ・ ニューヨーク
2010年 5月22日(土) 東京(成田)発 シカゴ着
23日(日) シカゴ
24日(月) シカゴ発 ネイプルズ
25日(火) ネイプルズ
26日(水) ネイプルズ
27日(木) ネイプルズ発 ニューヨーク
28日(金) ニューヨーク
29日(土) ニューヨーク
30日(日) ニューヨーク発 東京(成田)
31日(月) 東京(成田)着
45名  (定員になり次第締め切らせていただきます)

会員   \423,000 ※エコノミークラス・2人部屋利用
非会員 \458,000 ※エコノミークラス・2人部屋利用

米国外食産業の動向は昨年より良さそうですが、売上はまだ伸び悩んでいます。
しかし企業はコスト削減と利益の確保を実現するために、景気の動向や消費行動を見ながら柔軟な戦術を展開しています。
マンハッタンのスターシェフの店もメニューを変えたり、カジュアル店を出したり、景況の変化に対応しています。
シカゴのNRAショーでは消費低迷のこの時期だからこその新商品・新業態 の提案があります。 JROの日本パビリオンも見逃せません。
また、フロリダ州ネイプルズでは高齢化社会におけるホスピタリティのあり方がどのように提案されているかのでしょうか?
規模の大小を問わず奮闘している各社各様の対応を実地検分し、激動の時代の中での、米国外食産業の現状と課題から今後の対応を学びます。

◎ NRA レストラン・ホテル・モーテル・ショー
(世界のホスピタリティ企業からの新しい外食マネジメント及び食材・機器システムの新提案、日本食材のマーケティングの可能性 )

◎ 米国最大級の高齢者・退職者コミュニティー
(退職者・高齢者を対象としたフードサービス市場、高齢化社会における今後の対応)

◎ ファインダイニングの健闘,、変化する経営スタイル、バリューの訴求
(カジュアル化・少量化などの経営コスト削減への対応、エコ・ 省資源店舗など)

<シカゴ>
 今年で91回目を迎える全米レストラン協会主催のNRAショーを見学します。
NRAショーには米国内外のホスピタリティに関わる全産業から約1800の企業・団体が出展し、世界100カ国以上から見学者が集まります。
 日本のJRO(日本食レストラン海外普及推進機構)もジャパンパビリオンを設置し、日本の食と食材をアピールします。世界市場で日本がどう競合していくのかを考えてみたい場です。

<ネイプルズ(フロリダ州)>
 ネイプルズ市は温暖なフロリダ州にある人口2万人余の小都市で、米国有数の高齢者・退職者コミュニティーです。65歳以上の世帯が半数以上を占め、2人以上世帯の年収は全米平均の約2.5倍にもなる非常に裕福な成熟したコミュニティーです。
 少子高齢化が進む中で日本の外食市場は縮むばかりと言われていますが、ネイプルズには高齢者メニューを提供するレストランチェーンや退職者施設のレストランなど、市場の新しい切り口のヒントが数多くあります。
また米国人家庭を訪問し、我が国の暮らしを振り返ります。

<ニューヨーク>
 まだまだ厳しい経済状況の中で失業率はしばらく高水準で推移する模様です。地元民も旅行者も外食支出を切り詰めている中、有名な老舗店舗が閉鎖されています。
しかし一方ではファインダイニング店がメニューをカジュアル化・少量化して経営コストを下げたり、省資源の店舗を新設したりして話題をまき、たくましく生き残る道を探っています。
グルメスーパーや大型小売店など、外食企業の競合店も視察します。