環境保護への取り組み
約24兆円の市場を抱え、我が国経済の大きな原動力である外食産業。
物質循環を促進し、環境への負荷を軽減する循環型社会形成に向け、取り組みを推進したいと考えます。
同時に、外食産業のエネルギー消費量およびCO2排出量削減も、
我が国の温暖化対策を進める上で、非常に重要な位置を占めていると言えます。
JFでは、こうした状況を踏まえ、環境共生への一翼を担っていきます。
JFでは、2002年3月から、外食店舗から出た調理くずや食べ残しの生ゴミをコンポストプラントに集め、農産物の堆肥(コンポスト)として利用していく生ごみリサイクルのモデル事業を茨城県内において開始しています。
私たちは、200802010年の3年間におけるCO2削減目標を、業界合計で「1.5%」と定め、各店舗において取り組みを進めることで、温暖化対策への貢献を実現したいと考えます。そのために、経営トップから本社、店舗に至る管理体制の構築、データ管理や従業員教育などの体制整備を促進。同時に各店舗を消費者への情報発信の場として活用し、広報誌などの印刷媒体やホームページなどの電子媒体による啓発を進めたいと考えています。
- 【CO2排出削減へ向けた外食産業の具体的取り組み例】
- ・調理関連設備の運転管理による効率改善
- ・顧客の理解を得た上での、空調設定温度の調整
- ・開店前、閉店後の空調、照明使用の見直し徹底
- ・看板照明の点灯時間短縮
- ・空調機器の定期的なメンテナンス
- ・省エネの先進的取り組み事例を紹介するなど、普及啓発活動への注力