農畜水産業との連携
外食産業のビジネスは、質の高い食材をいかに早く、効率的に調達できるかが大きな課題。
そのためには、産地や加工業者との連携が欠かせません。
JFでは、農畜水産業と会員企業の交流を促し、食材調達をサポートするさまざまな取り組みを行っています。
■外食産業界から農業者へのメッセージ
日常的に多くの農畜水産物を調達し消費する外食産業の立場から、これからの日本の農業が国際競争力のある産業となるために必要とされる要件、内容等を整理し、一定の提言としてまとめました。(昭和63年5月発行)
JFは、外食産業の商品開発、仕入責任者の方々を対象に、産地の情報入手や交流の機会を提供する見学会を開催しています。
交流会を通じて、外食産業と農業との数多くの取り組みを推進しています。
2013年度開催実績
長崎県での交流会の様子
2014年3月4日~5日 長崎県 [諫早・島原地区]
- 諫早湾干拓地の生産者訪問・圃場視察
- 長崎県農業生産者との交流
- 雲仙市・南島原市の野菜生産・加工施設
宮城県での交流会の様子
2013年11月21~22日 宮城県 [塩釜市・南三陸町・女川町・石巻市]
- 水産加工施設訪問
- 宮城県水産・漁業関係者および農業生産者との交流
北海道での交流会の様子
2013年10月3~4日 北海道 [十勝・帯広地域]
- 肉牛および寒冷地農産物圃場
- ごぼう・長芋生産圃場
- 北海道農業生産者との交流
- 酪農・乳製品生産施設
- そば等の生産圃場
- HAL流通研究センター
福島県での交流会の様子
2013年7月10日 福島県 [いわき市・楢葉町・郡山市]
- 野菜・水耕栽培、野菜加工施設等
- 福島県農業生産者との交流
外食産業のメニュー開発のヒントとなる農産物や加工品等を、是非ともご紹介ください。
外食産業と農畜水産業の出会いの場として、商談展示会を定期的に開催しています。
国内および海外からの農畜水産物をはじめ、加工食品や調味料、飲料などの外食向け食材・生産品、さらに外食に関連する厨房機器や安全衛生、環境、ITなどの商品まで幅広いプレゼンテーションを行っています。
JFは、外食企業の担当者と出展者の実務的な商談・情報交流をサポート。新たなビジネスマッチングの場を創造しています。
食の安全・安心財団では、外食企業と生産者、加工業者の情報交流を活発化し、効率よく質の高いビジネスへつなげていくため、インターネットを活用したデータベースの導入を進めています。